痩せない悩みは女子の共通課題!?
食事や運動、生活習慣を見直したのにもかかわらず「痩せない」と悩んでいるのは、あなただけではありません。その悩みは、きっと多くの女子が持つ共通の想いです。
「体重が落ちにくい理由」、「ダイエットで守りたいルール」についてご説明します。
年齢を重ねるとともに痩せなくなる
30代、40代と年を重ねていくと、体が衰えていくばかりではなく、「脂肪」が体につきやすくなっていきます。これは紛れもない事実です。理由は、10代や20代とは体の構造が変わってきてしまうからです。
具体的な体の構造の変化は、以下の3点です。
1.基礎代謝の低下
基礎代謝は20代の終わりから徐々に低くなっていきます。日常的に運動する習慣がある人は、基礎代謝の落ち幅を緩やかにすることができますが、そうでない人は今までと同じ生活を送っていると、脂肪がたまっていくのは避けられません。
特に皮膚の弾力やお腹周りの脂肪は、加齢によって著しく乱れていきます。
2.女性ホルモンの変化
女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンの二つのホルモンがあります。基礎代謝と同様に加齢とともに2つのホルモンバランスが崩れ、エストロゲンが増えていきます。エストロゲン増加は、脂肪細胞が活性化して太る要因と考えられています。
3.ストレス
「塵も積もれば山となる」ということわざがあるように、仕事や家庭など日常的に溜まるストレスは、40代がピークになると言われています。
そのストレスが原因で「暴飲暴食」に走ってしまうと、さらに脂肪は増えていきます。女性を悩ます負のスパイラルの大きな要因の一つです。
覚えておきたいダイエット3つのルール
1.ダイエットに効果的な食事をとる
■不規則な食事をしない
食事は毎日決まった時間に規則正しくとりましょう。空腹の時間が長くなってしまうと、ドカ食いにつながりやすくなります。
■食べる順番を意識する
食事は野菜から食べることで、血糖値の急上昇を防ぐことができます。野菜などの食物繊維が多いものから食べ始め、炭水化物は最後に食べるようにしてください。
■減塩を意識する
30代は、高血圧や糖尿病になるリスクが高くなっていきます。味の調整は塩分を足すより、出汁やスパイスなどで調整する習慣をつけましょう。
2.ダイエットに効果的な運動をする
■ウォーキングやストレッチ
日常生活にウォーキングやストレッチをと取り入れてみましょう。会社に行くときに「一駅分歩く」、エスカレーターではなく「階段を使う」など日々の運動量を増やしていきましょう。
■軽い筋トレやインナーマッスルを鍛える
もっと運動量を増やしたい方は、軽い筋トレにチャレンジしまてみましょう。脚には大きな筋肉があるので、スクワットなどをすることで脚の筋肉が刺激され、代謝を高めるなどの効果が期待できます。
3.ダイエットのペースを守る
理想のダイエットのペースは、1ヶ月に1~2㎏ぐらいです。短期間で体重を落とすと、脂肪ではなく筋肉が減って痩せにくい体質になってしまいがちです。
一般的に言われているのは、BMI18.5~25未満が正常範囲とされていますが、近年の研究によってBMI22前後の人が最も病気にかかりにくいことがわかってきています。
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