美容鍼

美容鍼(びようばり)

エステメニューは、一つひとつの施術内容や効果がわかれば、もっと身近なものに。ここではフェイシャル・美顔の「美容鍼」についてご紹介します。

美容鍼(びようばり)について

美容鍼(びようばり)は、ハリウッドの女優やモデルたちが鍼による小顔美容法を受けていると報道されて以来、アメリカのメディアが次々と取り上げている話題の技術、それが美容鍼(びようばり)です。

「びようばり」の他、「びようしん」と呼ばれることもあるほか、顔に行うものは「美顔鍼(びがんばり)」と呼ばれることもあります。美容鍼は古代中国の美容法のひとつですが、いま世界で流行している美容鍼はアメリカから始まりました。

美容鍼では、まず手や足、お腹などにある美容のツボを刺激して、老化や肌荒れの原因を取り除き、ホルモンのバランスを整え、便秘などを改善させて、体の中から綺麗にします。

次に、美顔鍼でマッサージや美顔器では届かない肌の奥の組織を直接刺激していきます。美容鍼が美顔のツボや筋肉を直接刺激するので、素早いリフトアップ効果を出し、年齢を感じさせないピンとハリのある肌になっていきます。

たるみ・小顔・美肌の効果に話題集中!新しい「アメリカ式美容鍼」

アメリカ式美容鍼

アメリカはたくさんの文化が集まる国。鍼も中国の鍼(中医学)、フランスの鍼、日本の鍼などたくさんの鍼があります。アメリカ式美容鍼はそれぞれの国のいいところをとって、生まれた総合技術です。たとえば、

・気になるしわはフランス式の鍼で筋肉を刺激し改善していきます。
・体のツボは中医学や日本の腹診でケアします。
・気になるたるみは解剖生理学的にリフトアップします。

鍼は既にインターナショナルな技術。フランス式で筋肉を刺激してしわ取り、中医学、腹診、経絡治療でボディケア。リフトアップ、たるみ、くすみ改善。一度で世界中の美容鍼が受けられるかも。それがアメリカ式美容鍼です。

顔のツボを刺激して、より美しく~しわ・たるみ・くすみに効果的~

顔のツボ

美顔鍼では、組織を「直接刺激」して血流を改善するので、早い効果が期待できます。顔、首、目のまわりには様々なツボがあります。こうしたツボを刺激することで、血流が良くなり、また、滞った気の流れが改善され、より美しい肌へと導いていきます。

また、たとえば筋肉への「直接刺激」は、筋肉のハリが改善され、リフトアップにつながります。局所的なしわの悩みも肌の弾力をアップすることで改善していきます。このほか、むくみ、目のくま、にきびなどの美肌効果も期待できます。

やってみよう!美容に効果的な美容マッサージ

ツボの意味…「四」は四方八方を意味します。「白」は光の意味です。目の下にあって、全てのものが多く見渡せる場所にあるのでこの名前がつきました。

ツボの効果…目ヂカラUPのほか、めまい、目のかゆみ、目にモヤがかかるといった状態を改善していく効果が期待できます。

四白(しはく)…目の下の骨のくぼみにあるツボ

1:このツボを軽く押して、目尻にある「どうしりょう」というツボまで軽く流します。
2:そこからさらにこめかみのツボ、太陽まで流します。
3:太陽まできたら、ぎゅっと押す。これをすると目の疲れ、くまを改善できます。

美容鍼が効果的な理由

美容鍼でお肌のくすみ・顔色が改善する理由

指先にトゲが刺さると、指は腫れますが、これは体がトゲを異物と認識して、体にあるサイトカインという物質が活性化され、血管が広がって、血管の中にあるタンパク成分やリンパが血管の外に流れ出します。これが、腫れの原因です。このような体の防御反応を「免疫反応」といい、腫れのことを「炎症」といいます。

滅菌された使い捨ての鍼でも、体は異物とみなします。鍼の刺激で、周囲の血行が良くなったり、組織がわずかに炎症します。

このような小さな炎症を「安全な鍼で、目的を持って引き起こす」ことで、真皮層や皮下組織、筋肉の血流を増大させ、みずみずしいお肌に変えていきます。コラーゲンにみずみずしさを与えるためには、血液の流れを良くする必要があります。鍼は体の免疫反応を使って、安全に血液の流れを改善させます。

美容鍼をすると、しわが改善されたり、顔色が良くなったり、肌にハリや潤いを感じるようになるのは、このような仕組みがあるからです。メスや薬を使わず、自分の体の反応を応用しているので、とても安全な方法です。

美容鍼でお肌のしわ・たるみが改善する理由

まだ、はっきりとした科学的根拠は報告されていませんが、さまざまな研究をもとに、「マイクロトラウマ(わずかな傷)」や「ポジティブトラウマ(良い意味での傷)」というエビデンスが考えられています。

美容鍼により、組織にわずかな傷(マイクロトラウマ)がつきます。すると眠っていた組織も、傷づけられたことで「回復しなくては!」と目覚め、代謝が活発になります。

するとコラーゲンやエラスチンなどの代謝が活性化し、マッサージや美顔器で反応しなかった組織も、わずかな傷(マイクロトラウマ)により、代謝が活性化し、古くなった組織がより新しくなります。

このようなしくみで、たるみやしわなどが改善されると考えられています。眠っていた組織を呼び起こす。だから美容鍼は他の手技に比べ、エイジングケア効果が早い段階で出てくると考えられています。美容鍼によるわずかな傷は、いきいきとした肌をつくるためのポジティブな傷といえるのです。

顔だけじゃない!美容鍼は体にも同時に働きかけます

美顔の鍼では、マッサージや器械で届かなかった肌の下を直接刺激します。美容鍼は、体と顔の両方を同時にケアできる嬉しい技術なのです。

古代からのメッセージ 5つのカギ

今から2000年以上前の古代中国の書物には健康をキープし、老化を遅らせるのための次のような5つのカギが書かれています。

1:漢方
2:食事
3:鍼灸
4:推拿
5:気功

すでに2000年以上も前から、美容、エイジングケアに漢方や鍼灸の話題が出ているとは面白いですね。美容鍼では、こうした古代中国のメソッドも利用して、顔だけでなく全身のエイジングケアに働きかけるのです。

美容鍼の体への効果 ~鍼をすると体にどんなことが起きるの?~

美容鍼の効果といっても、東洋医学、鍼灸というとよくわからない、と思う方もいらっしゃるようです。東洋医学では、体を全体的に診て、「気・血・水」の流れを整えていきます。鍼では、研究では以下のような効果が期待できます。

鍼の効果

・鍼の刺激は神経反射により、自律神経や内臓のはたらきを整えます。
・鍼の刺激で脳内モルヒネの「エンドルフィン」を分泌させ、痛みを緩和します。
・筋肉の血行を良くします。

実験では、このほかにもお腹や手足への鍼刺激が胃の調子を整えるともいわれています。

自律神経、内臓に対する美容鍼の作用

ネズミの実験では、鍼による腹部の刺激は胃の働きを抑え、手足の刺激は触ったという刺激が脳へ行き、自律神経を介して、胃の働きを良くするという結果がでているそうです。

おなかに鍼が入ると、鍼の刺激を感じる神経が、ダイレクトに内臓に通っている神経を刺激します。おなかの刺激が胃の働きに作用するのはこの原理です。このような体の反応を「体性-内臓反射」といいます。

また、手足に鍼が入ると、鍼の刺激はまず脳へ行きます。するとその情報は脳にある自律神経のコントロールセンターに行き、胃や血管の働きに作用します。手足の刺激が胃の働きに作用したのはこの経路を使っています。

このような反応を「体性-自律神経反射」といいます。美容鍼をすると、こうした反射経路により、全身の調子を整えていきます。

こうした結果は東洋医学だけでなく、西洋医学的にみても効果が説明できます。このような鍼の研究は、代替医療の中で多く研究されている分野のひとつです。 美容鍼では、このような全身や局所の鍼の作用をうまく利用して、お一人おひとりのお悩みに合うツボを刺激し、美と健康に活用しているのです。

美容鍼(フェイシャル・美顔)向きの人

・たるみやしわが気になる
・お肌がくすみがち
・エイジングケアしたい
・顔にくまやむくみなどの疲れが出やすい
・二重あごや目の疲れを改善したい
・メスや注射を使わずにリフトアップしたい
・冷え・生理不順
・不眠などを改善したい

フェイシャル・美顔の口コミ

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